どうせあの人とはうまくいきっこない・・・
どうせあの人には解ってもらえない・・・
どうせ自分のことには関心がない・・・
そう決めつけてしまえば、その人との関係が良くなってくことはないだろう。
にもかかわらずその人との関係を続けていくのはなぜだろう?
心の奥底には、全く別の気持ちがあるのかもしれない。
本当は解り合いたいけど、そう期待して裏切られるのが怖いのかもしれない。
その人に対して持っている素直な気持ちを、そのまま伝えられたら何かが少し変わるかもしれない。
伝わらないのは、「どうせ○○に違いない」という決めつけの思いから言葉を伝えているからかもしれない。
8月 2022のアーカイブ
少しだけ深く自分を見つめてみると
自分の内側に深く入っていくと、他の人たちと心が繋がっていることに気づくことがある。
こんなにもあの人から思われていたのか、
こんなにも支えられていたのか、と。
自分の思考の中だけで右往左往していても何も見えてはこないが、
そこから一歩深く内側に踏み入れることが出来れば、
様々な現実や現状が見えてくる。
自分の思考や判断だけが真実であるとは限らない。
人生が行き詰ってきたら、いつもと違った心のアプローチを試みたいものである。
自分に向き合うってどういうこと?
自分自身と向き合うというのは、いったいどういうことなのだろうか?
それは今自分に起こっていることや、そこで実際に自分が思っていることにまずは注意を向けることから始まるのではあるが、そこだけに留まらず潜在意識を含めた深い部分にも、しっかりと目を向けていきたいものである。
普段の自分では気づけない部分や、気づきたくない思い等が、心の中にはひしめいていたりすることがある。
そのような部分に目を向けていくことは、自分一人ではどうしても甘くなってしまい難しいかもしれないが、そこにこそ今までの自分を進化・成長させていく種が眠っていたりするのも事実。
もし人生が行き詰って先に進めないと感じているようなら、少しずつでもよいから、そこへと進む一歩を踏み出していきたいものである。
愛の不足を補うには?
愛の不足を補うには、人から愛されることだと単純に考えてしまいがちだが、
必ずしもそれだけが愛の不足を補うものとは限らない。
むしろ人に愛を求めて、かえって嫌がられて絶望したり、その結果『どうせ自分は愛されない存在だ』などと愛をあきらめてしまう人も多いのではないだろうか?
そもそもなぜ人は愛が不足してしまうのだろう?
それには様々な要因があるが、その一例として挙げられる代表的なものとして、次のようなものがあげられる。
皆と同じような自分になろうと努力する。
人に受け入れられる自分になろうと努力する。
人から認められるような自分になろうと努力する。
このようにして本来の自分を抑え込み、外向きの自分を作る努力を重ねていけばいくほど、かえって自分自身から遠ざかっていってしまうのである。
本来愛の不足を補うには、まず自分自身の内側に目を向けることが先決になる。
そしてそこから発してくる声を聴くことや、その内側の自己と共にあることから歩みを進めたいものである。
内側の奥の奥は、元々繋がっているのだから。
自分に本当に必要なものは?
才能があっても、仕事が出来ても、愛が不足していると思わぬところで躓いてしまうことがある。
何故そうなるのかと言えば、人は愛が不足していると愛を得るための行動をより多くするようになるからだ。
愛を得るために人に気に入られようと努力をし、
喜んでもらおうと努力をし、
認めてもらおうと努力をする。
中には愛の代用としてたくさんのお金を得ようと人並ならぬ努力をする人もいる。
それらの突っ走りや無理が次第に積み重なることで、体や心に不調が現れたり、人間関係が不調和になるなど、様々な苦しみを体験するようになる。
もしそのような傾向が現れたら、何よりも愛の不足を補うことが先決になる。
それにもかかわらず更なる頑張りで何とかしようものなら、今以上の苦しみが未来に待っていることであろう。
一生懸命頑張ってきたにもかかわらず、どうにも人生が立ち行かなくなったきたら、一旦立ち止まって自分が今本当に必要としているものは何なのか?をまずは確かめてみたいものである。
今後生きていくための一つの指針
物事を極めていく生き方や、
あらゆる物事を受け入れていく生き方には、
どちらにも美しいものがある。
コロナ・戦争・自然災害と人類に降りかかる厄災が増している昨今において、
多くの人にとって求められているのは、 どちらかと言えば現状を受け入れていく力ではないだろうか。
問題が何かしら起きている時、まずはその現状を把握すること・受け止めることから次の一歩が始まるからである。
今はその決断をする時ですか?
決断することを焦ると、かえって遠回りになることがある。
普段なかなか思うようにいかず煮え切らないジレンマを抱えていればいるほど、決断を焦ってしまう傾向がある。
今の現状を変えたいと思っているけど、なかなか変えることが出来ない。
次のステージに進みたいけど、今の現状がそれを許さない。
そんな時は無理に新しいことに取り組んだり、前に進もうとするより、今自分が抱えていることをとことん整理したり、進みたいけど進めない自分の心の内側に目を向けてみることから始めてみたいものである。
現実がこのような状況になる時は、大概心の中で二人の自分が仲間割れをして戦っていることが多いからである。