愛の不足を補うには、人から愛されることだと単純に考えてしまいがちだが、
必ずしもそれだけが愛の不足を補うものとは限らない。
むしろ人に愛を求めて、かえって嫌がられて絶望したり、その結果『どうせ自分は愛されない存在だ』などと愛をあきらめてしまう人も多いのではないだろうか?
そもそもなぜ人は愛が不足してしまうのだろう?
それには様々な要因があるが、その一例として挙げられる代表的なものとして、次のようなものがあげられる。
皆と同じような自分になろうと努力する。
人に受け入れられる自分になろうと努力する。
人から認められるような自分になろうと努力する。
このようにして本来の自分を抑え込み、外向きの自分を作る努力を重ねていけばいくほど、かえって自分自身から遠ざかっていってしまうのである。
本来愛の不足を補うには、まず自分自身の内側に目を向けることが先決になる。
そしてそこから発してくる声を聴くことや、その内側の自己と共にあることから歩みを進めたいものである。
内側の奥の奥は、元々繋がっているのだから。