自分が目を向けていないところに

大きな問題は、自分が目を向けていないところから生じやすい。

子どもにばかり目を向けて、夫や妻に目を向けていることが少なければ、夫や妻が浮気・不倫などをして離婚の危機が訪れたりすることがある。

仕事にばかり目を向けて、子供に目を向けることが少なければ、不登校や引きこもり・非行等の問題を子供が引き起こすことがある。

自分の業績ばかりを考えて仕事をしていれば、部下や同僚からの信頼を失ったり、人間関係のトラブルを起こすことがある。

関わっているにもかかわらず、その関わっている存在に目を向けることが少なければ、そこに問題が生じるのは自然界の習わしでもある。

様々な機器や車等もずっとほったらかしていたり、乗らないでいれば、動かなくなってしまうのと同じことでもある。

一生懸命何かに取り組むのは良いが、それ以外で自分の関わっている存在を結果的にないがしろにしてしまえばしまうほど、それは何れ自分にとって負の財産として返ってくる可能性が高くなる。

人は自分に対しての注目を欲している存在でもあるから・・・

家族・友人・会社での人間関係など、その関わりが濃くなればなるほど、なおさらその傾向は強くなる。

自分が関わる人との間に何か問題が生じた時は、その相手を責める前に、まず自分のその人への目の向け方がどうであったかを振り返り、見直していくことから始めていきたい。









2023年3月28日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 「ほっ」とTime