1月23日:罪悪感と恨みについて

人は受け入れ難い出来事に遭遇した時、

誰かを悪者にして責めることで、自分の心を慰めようとする(心の均衡を保とうとする)ことがある。

自分を悪者にして責めるのが、罪悪感。

他者を悪者にして責めるのが、恨み。

なんとか苦しい心の状態を、平静に保つためには、

こうすることしかないと考えてしまいがちだが、

どちらの態度をとったとしても、物事が解決することは無く、

誰かが傷つき、誰かが泥をかぶるような、

いわゆる浮かばれない人・報われない人を、

この世に排出しまうことになる。

真の問題解決は、自分の心をすぐに楽にしてあげることではなく、

しっかりと事実に向き合っていくことの中にある。


強い心は、事実をしっかり受け止めていくことで育まれていく。

2020年1月23日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 「ほっ」とTime