感情と人生とお酒

私達は感情という機能を持ち合わせていることによって、

人生を楽しめたり、逆に破滅させてしまったりすることがある。

唐突だが、感情とお酒は似たところがあるように思う。

お酒は味わったり、楽しんでいるうちは、良い形で機能するが、

飲み過ぎたり、溺れてしまったりすると、

人間関係や自分の人生を、破滅させてしまうことさえある。

感情も上手にお付き合いしていられれば、心地よく生きられるが、

楽しさに溺れたり、悲しみや怒り(ネガテイブ感情)に囚われてしまうと、

同じように人間関係や自分の人生を、破滅させてしまうことさえある。

だからと言って感情を持たなかったとしたら・・・

人生が味気の無いものになってしまうかもしれない・・・

感情があるからこそ、嬉しい楽しい/悲しい辛い等の感覚を味わうことが出来るし、感動というものも味わえる。

感情とのお付き合いは、それほど簡単なものではないかもしれないが、

程々にお付き合い出来るようになれれば、人生を楽しめる可能性が広がる。

『人は感情で臨場感をもって人生を楽しみ、感情で人生を台無しにする』

という相矛盾するものを持ち合わせていると言える。

そういうものを持って生まれ、それで人生を味わっているのだと思えれば、

少しは楽に生きられるのかもしれない。




2020年5月21日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 「ほっ」とTime