人は大概苦手な人間関係を抱えていたりするもの。
上からものを言う人は苦手・・・
気が強く言い方のきつい人は苦手・・・
遠慮もなく甘えてくる人は苦手・・・
口数の少ない人は苦手・・・
反抗的な言い方をする人は苦手・・・
父親・母親のような人は苦手・・・
兄や姉のような人は苦手・・・
等と言われてみれば、様々な苦手な関係性が思い浮かぶ人もいるかもしれない。
そのような人たちとはできるだけ関係を持たぬよう避けたいところだが、職場・地域・学校・結婚相手・子供など様々な集合体に属していると、なかなかそうもいかなかったりすることが多い。
またそうした環境を嫌で変えたとしても、また同じような人に出会って苦労することが多い。
このようについて回る『人間関係の苦手』は、その人の人生のテーマでもあったりする。
心の底ではその苦手さをクリアーしていきたいという気持ちがどこかにあり、何度も挑み続けているとも言える。
自分が苦手に思う人たちと、仲良く良好な関係を築かなければならないということではないが、せめて折り合いの付けられる関係性でいたいと、誰もが心のどこかで思っていたりする。
なぜならあなたが苦手に思う人は、自分の中にもどこかに潜んでいたりするからだ。
試しに苦手な人を思い浮かべ、自分にもその人が持つ嫌な部分がないか確かめてみるとよい。
それが確認できれば、その人との関係は少し楽になるかもしれない。
つまり苦手な人との仲直りは、自分自身との仲直りを意味するということでもあるのだ。