日々忙しく次から次へと物事をこなして、その時は充実しているような感覚になっていたとしても、ふとした時に我に返り、『あれ、自分は今まで何をやってきたのだろう?』と疑問に思うことがある。
無我夢中で物事に邁進している時には見えていなかったものが、一旦それが収まりひと段落することによって、現れ出てくるものがあったりする。
それは自分の健康状態だったり・・・
家族の中に潜む確執や亀裂だったり・・・
人と人との温かい心の繋がりが失われつつあることだったり・・・
自分の本当の望みを放置してきたことへの虚しさだったり・・・
本当は大切にしたかったはずのものが、いつの間にかおざなりになり、気づいてみれば取り返しのつかないところまで、物事が進行していることもあるだろう。
今はそれどころではない!
今が楽しいのだから問題はない!
今はなにも問題が起きてないのだから大丈夫!
等と言う発想で脇目も振らず物事を続けていくことで、後になってしっぺ返しが来ることがあるので注意したいところである。