夫婦は互いに精神的自立をしていないと、関係性を維持することが難しくなっていく。
なぜなら自立心の少ない人は、相手に求めすぎたり、期待しすぎたりしてしまうからだ。
求められた方は、次第に負担が大きくなり苦しくなっていく。
また自立心の少ない人は、相手をありのままに見ることができない。
なぜなら相手に対して、自分の親のように接してくれることを期待してしまうからだ。
相手に自分が理想とする妻や夫であることを期待し続けたとして、それは実際の妻や夫と真に触れ合っていると言えるのだろうか?
もしありのままの相手と触れ合っていることがあまり無いのであれば、いつかその関係性が破綻してしまうのも無理はない。
もう昔のように夫婦は添い遂げるべきという常識や決め事などで、人々が縛られる時代は終わっている。
夫婦が互いを尊重し、協力し合えるような良き関係になっていくためには、互いの精神的な自立が必要になるのである。