親との関係に苦しむ人たちへ1

親と子供は同じ家族といえど、考え方や、価値観、物事の捉え方が違って当然である。

子どもは年長者だからと言って親と同じように考える必要はなく、親の期待に必ずしも応える必要はない。

親が子供に向ける期待の中には、愛から発しているものからは程遠いものがあったりする。

例えば親が若い頃にできなかった後悔を、子供にリベンジしてもらおうとしていたり、自分では出来もしなかったことを過度に子供に期待し、自分の劣等感をごまかそうとしていたりすることがある。

このように親が自分の人生に向き合えずクリアーできなかったことを、子供は知らないうちに背負わされていることがある。

もし子供が、自分の人生としてそれをやっていきたいと思うなら何も問題は無いが、やりたくもないことを無意識のうちに引き受け、自由を失い、自分自身が解らなくなってしまっているようなら要注意である。



そのような親に育てられ苦しんでいるならば、何らかの精神的なサポートを他者から得る方が、自分らしく楽に生きられる可能性が高まるのである。


2022年6月13日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 「ほっ」とTime