人は問題が大きくなってから対処しようとする傾向がある。
この位だったらまだ大丈夫だろう、まあ何とかなるさ、
と放って置くことをついつい選んでしまう。
更にその後も小さなサインを無視し続けていれば、いつの間にか問題は大きくなり、気づいた時にはもう手を付けられない程のものになっていることがある。
治療が手遅れとなる重い病気、修復困難になる家族関係や諸々の人間関係、あの時ああしていればは、もうこの時点では通用しない。
出来ればこのようにならないうちに、『ちょっとこれはまずいかも?』となんとなく感じた時点で修復・修正をしておきたいもの。それは小さな違和感を大切にする生き方と言ってもよい。
今が良ければよいなどと楽しいことばかりを追い求めていたり、大きな刺激ばかりを求めていると、この感覚は失われてしまうかもしれない。