私たちはよく考えているようで、大して考えずに振舞っていることがある。
特に物事に慣れてくると周囲からの刺激に自動的に反応して、それらを処理しているだけになっていることがある。
よく考えたら、本当にそれでよいのだろうか?と思うことがあったとしても、いつも通りだからまあいいかと、なんとなく気になっていることに目を向けることを止めてしまう。
そうしたことをしばらく続けていると、ある日ハッとさせられるような出来事に遭遇したりする。
急に人から頼りにされなくなったり、
突然誰かに怒鳴られたり、
大きな事故が起こったり、
子供が学校に行かなくなったり、
パートナーに三行半(あるいは別れ話)を突き付けられたり等々・・・
どうしてこんなんことになってしまったのだろう?
それは、なんとなくこれで良いのだろうか?と疑問に思っていたあの時の小さなサインを見過ごしてきた甘さの積み重ねが、ついにここに至ったのである。
もしこのようなことになってしまったら、習慣に身を任せてあらゆることに無関心になっていた自分を反省し、まずはやり直せることからやり直していく覚悟を持つことである。