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お知らせ&心のコラム
友達と話しても・・・
友達がいても心の奥深いところまでは、
分かち合うことが出来ず
寂しい思いをしている人は意外と多い。
人は様々な側面を持ち合わせているけれど、
その深いところでも通じ合いたいと望むもの。
『こんな気持ちでも通じ合えるんだ』
と実感することは、
その人の心に安心感をもたらす力がある。
インナーチャイルドに繋がれないのは?
インナーチャイルドを癒そうと思っても、インナーチャイルドに入れないことがある。
それはどうしてかと言えば、インナーチャイルドの声を聴くことで、自分の都合が悪くなる、或いは今の自分が保てなくなると潜在的に思っている部分があるからである。
インナーチャイルドは自分自身の本心の一部ではあるのだけれど、その本心に寄り添いたくない気持ちがどこかにあったりする。
そういう人はいったい何に心を傾けているのだろう?
それにも様々な理由があるが、簡単に言ってしまえば目先の損得や、過去に傷を負ったトラウマの影響を受けている可能性がある。
人は自分にとって損だと思うことはしたくないだろうし、トラウマは触れられることを拒む傾向がある。
自分の本心の声を聴いてしまうと、損得では生きられなくなってしまい、どうしても今手に入れたいと思っているものが得られなくなってしまうのではないかと不安になったり、 トラウマがある場合は、そこに触れられたら余計に傷ついて辛くなってしまうのではないかと警戒してしまうのである。
このような場合においてインナーチャイルドを癒していくには、じっくりと自分と向き合う姿勢を、ゆっくりゆっくり育んでいくことから始める必要があるのである。
心の中に絡まった糸
心の声を丁寧に聴いていく傾聴は、その人の心の中に絡まった糸(思い)を解きほぐしていくことを可能にする。
生きていれば、様々な出来事に出くわし、様々な人々に出会い、様々な考えや生き方に触れる機会がたくさんある。
そうした中で、様々な思いや感情が心の中で絡まってしまうことがある。
その絡まりが複雑過ぎてしまい、自分自身ではどうにもほどけなくなってしまうこともあるだろう。
そんな時、 心の中に絡まった一つ一つの思いをゆっくりと丁寧に聴きながら紐解いていくことができれば、心がスッキリして明日へ向かえる力が湧いてくるようになることだろう。
◇自分自身の心の声を聴く傾聴講座
◇新傾聴講座
自立の陰にあるもの依存の陰にあるもの
人を頼りにせず、自分で何でもしようとする人の心の中には、
自立という名の孤立がどこかに潜んでいるのかもしれない。
逆に人を頼りにばかりしている人の心の中には、
依存という名の自己喪失がどこかに潜んでいるのかもしれない。
何れにしても、心のどこかに人に対する『不信』の思いが見え隠れするのは否めない。
自立は他者への不信、依存は自己への不信。
人生のどこかの地点で、
『人(他人)は信じない方が良い』
『自分を頼りにできない (頼りにしない方が良い) 』
という冷めた考えを獲得したのかもしれない。
最初から自分も人(他人)も信じていなければ、
何かあったとしても、そんなに傷つくことは無いのだからと・・・
人は皆それぞれ異なった存在なのに・・・
人はそれぞれ皆異なった存在なのに
皆と同じでないと不安に思うところがある。
人はそれぞれ皆人生のプロセスが異なっているのに、
人と同じようなプロセスを歩んでいないと不安に思うところがある。
それだけ人は、孤独感や疎外感をあまり味わいたくないと思う存在なのかもしれない。
しかし皆と同じであろうとして、自分を失ってしまうのであれば、それはまた寂しいことである。
他の人と自分のあらゆる違いを感じることを通して、自分自身を見出してみようと考えられたら、心に少し余裕を持てようになるかもしれない。