今までやってきたことを、今まで通りやろうとしてもうまくいかなくなることがある。
今までやってきたことに対して、情熱や気力が湧かなくなってくることがある。
それはなぜだろう?
もしかしたらそんな時は何かを手放し、何かを受け入れていく時期にさしかかっているのかもしれない。
人は時と共に年齢を重ねていく。
今まで育てられてきた人も、いつの間にか人を育てる立場になっていたり・・・
今まで守られてきた人も、いつの間にか人を守る責任ある立場になっていたり・・・
今までひたすら前を向いて突っ走ってきた人も、いつの間にか周囲と歩調を合わせることが必要な立場に立たされていたり・・・
いずれにしても『今まで取ってきた基本的態度を変える必要がありますよ~』
というお知らせが届いているのかもしれない。
○○でなければ得られない、○○でなければ生きていけないということは基本的には無いだろう。
こんな時に自分は変わりたくないと駄々をこねれば、余計辛くなるかもしれないし、だからと言って無理に変わろうとすることは、もっと辛いと感じるかもしれない。
そんな時は、一旦時間を置いて立ち止まって、今の自分に出来ること出来ないことを加味しながら、心の奥深くにいる自分とじっくり丁寧に相談していくことが大切になる。
今まで曖昧にしてきた自分の本心と、本気で向き合う覚悟が出来れば、自ずと知恵が湧いてくるようになる。
その一歩を踏み出す勇気を持ってみよう。