たとえ人から愛されなかったとしても・・・

誰からも愛されていないと思うことは、生きる希望さえ失ってしまうほど、 人としてとても辛いことである。

しかし、たとえ誰からも愛されなかったとしても、生きる価値や存在する価値そのものが無いわけではない。

自然に生かされているということは、何らかの『命の役割』があるということに他ならないからだ。

自分を嫌ったり、無価値な者だと思ったり、蔑んだりすることを一旦休止して、自分自身との関係を見直し再構築していくことで、命の役割が見えてくることがある。

自分自身との関係が、『信頼の関係』に変容していけば、いつの間にか人からも愛されるようになっていく。

更に命の役割を見出していくことができれば、生き甲斐や希望、そして喜びそのものを味わえるようになっていくものである。

ゆえに私たち人間は、誰からも愛されていないから存在する価値が無いのではなく、それは『誰からも愛されないという心の状態』になってしまっているということなのであり、その心の状態を見直して、自分自身との関係性を良質なものに再構築することが出来れば、豊かな人生を味わうことが可能になるということを、心のどこかに留め置いていただきたいものである。





2022年2月18日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : 「ほっ」とTime