相手が○○してくれたら、自分も相手に○○するという態度がある。
例えば、相手が自分を受け入れてくれるなら、自分は自由に振舞えるのに・・・と思ったりする。
相手がもっと解ってくれる人ならば、自分も優しくできるのに・・・と思ったりする。
相手が愛してくれるなら、自分も愛せるのに・・・と思ったりする。
またはその逆で、あの人が教えてくれないから、自分は○○することが出来ない・・・と思ったりする。
相手が自分に好意を持ってくれているから、自分も相手に対して好意を持てている。
等々、相手が自分に対してとる態度によって、自分の相手に対する態度を決めていることはないだろうか?
しかし、もしこうした態度をとり続けていくとしたら、自分自身の心に豊かさはもたらされるのだろうか? 経済的な豊かさはもたらされるだろうか?
と問うてみたいもの。
よく考えてみれば、こうした態度は相手なりの自分でいることにほかならない。
もしそのままの態度であり続けるならば、人生も終盤に差し掛かった時、あらゆることを人や社会のせいにして、 愚痴や言い訳、 心に不満たらたらの状態を味わっているかもしれない。
もし自分から差し出す勇気があれば、人生はどのようになっていくだろう?
相手なりの人生を生きるのか、 自分から豊かな人生にしていくのかは、全て自分次第ということになる。