人にはどこか心に弱いところがあって、その部分だけはどうにもならないと思ってしまうことがある。
それが人間関係において現れる時は、
気が強く自分を押し付けてきそうな人が苦手、
細かい指摘をする人が苦手、
依存的でべったりくる人が苦手等、
自分にとって何らかの脅威を与えてくる人を、苦手な存在として認識し、心が嫌悪という形で反応するようになる。
そうした人を避けたり、距離を置いたりすることが出来ているうちは良いけれど、職場や何らかの活動の場で苦手な人と組まなくてはならなくなった時に、多大なストレスを抱えることになる。
そうした状況を嫌だ嫌だと思えば思うほどストレスは増していき、心や体の症状として現れ、その場所に行けなくなってしまうほどに発展することもある。
もしこのようなことになった時にはどうすればよいのだろう?
もちろんその状況から逃げ、事なきを得る選択もあるし、そこから逃げずに自分の心の内に目を向けていくことで解決を目指す選択肢もある。
前者を選んだ場合は、その時は一旦落ち着くけれど、また同じような人に会った時に同じような症状が出る可能性がある。
後者を選び自分の心の内側にある苦手意識の根幹に気づいて解放することが出来れば、その問題は解決していくことが可能になり、また次に同じような人に会ったとしても、問題を生じることは無くなっていく。
どちらを選ぶ方が、今の自分にとっては良いのだろうか?
どうにもならない位辛い時は、逃げるのも一つの手であり、それが妥当な時もあるだろう。
しかし逃げっぱなしになってしまうと、それを避けるために神経質になり過ぎてしまうようになったり、何度も何度もその問題に苛まれるようになってしまうかもしれない。
よくよく考えて慎重に選択をしたいものである。

自分に苦手意識を生じさせている心の弱い部分というのは、自らの心の内側にそれを解くカギがあるから。