自分自身の心が安定していないと、人生が取り留めのない状態になっていく可能性がある。
周囲の人々の言うことに翻弄され、自分自身の感情に翻弄され、状況に翻弄され、いったいどうしてよいのか分からなくなる。
例えば今日はあの人が優しいから、今日は冷たいからなど、自分に対する相手の態度で、
会社を辞めたくなったり、続けていこうと思ったり・・・
離婚しようと思ったり、結婚生活を続けようと思ったり・・・
相手によって自分の気持ちがコロコロと変わってしまい、いつまでも大事な決断が出来ないということを、体験したことはないだろうか?
もしこのようなことが続けば、人生そのものが取り留めのないものになってしまいかねない。
相手がどうだから、会社がどうだからというよりも、本来自分がその相手や会社に対してどうしたいのか?どうありたいのか?ということが最も大事なことであるはず。
自分の外側にあるものに主導権を与えてしまえばしまうほど、人生の主人公に成なることができない。
自分の人生は、誰かのせいでこうなってしまった・・・
環境のせいでこんな風になってしまった・・・
と嘆くばかり。
終いに自分は無力な存在だと感じるようになり、愚痴や不満ばかりを人に漏らすようになってしまう。
もし最近自分には愚痴が多くなったな、人に対して言い訳をしていることが多くなったなと感じたら、今までの生き方そのものが、外側の状況に翻弄される受動的意識状態になり過ぎてはいないか?見直す時期に来ているのかもしれない。