心のどこかに人嫌いな自分はいないでしょうか?
あの人は嫌だ、この人は苦手だ、あの人とは合わない、この人は怖い・・・
等と思い、出来れば人と接触することを避けたいと思ったりする。
そんな思いを抱えつつ人間社会の中で生きていくのは、辛いことかもしれない。
もしこのような状態に自分がなってしまっていたなら、どうすれば少しは楽になれるのだろう?
このような時は、少しだけ人に対して向ける視点を変えると良いかもしれない。
人は他者を通じて自分を観るという傾向がある。故に他者は自分を映し出す鏡とも言える。
人を恐れたり拒絶するような思いが自分の中にあるということは、自分の中にも自分自身を恐れたり、否定している自分がいる可能性がある。
そこで自分自身に質問をしてみて欲しい。
怖いと感じる自分はどんな自分ですか?
嫌だと感じる自分はどんな自分ですか?
好きになれない自分はどんな自分ですか?
苦手に思う自分はどんな自分ですか?
この質問によって出てきた自分の姿は、今までの人生で認めてもらえず傷つき苦しんでいる心の一部でもある。この辛く苦しい状態の自分こそ癒しが必要な心の部分なのである。
そんな傷ついた自分の心を癒すことから取り組んでいくことで、少しずつ苦しみから解放されていくようになるのである。