何か結果を出そうとして先を焦っても、焦った状態が続くだけのことがある。
例えば結婚したいと思って焦っていながら、いつの間にか40歳・50歳になっても独身のままだったりする。
先を焦ることが、先を焦る未来を創り出してしまう・・・
そして焦りが焦りを呼ぶようになり、それを回避するために別のことで焦りの気持ちを埋めようとするようになる。
しかし現状は一向に変わらない・・・
先先に目がいっていると、今に集中することが出来ない。
今抱えている現状に目を向けず、理想を追いかけたり、先先の不安に捉われ続け現状に対して何ら手を打つことがなければ、その状態の未来が展開されていくだけである。
私たちは今の現状に向き合い、今に集中し、そこから一歩を歩まねば真に進むことはできないのである。