なかなか成果が出せずにいたり、物事が思うようにいかない時、
慌てない、焦らない、あきらめないで天の時を待つ。
天の時とは、自分の内側で思っていることと、外側で起こっていることが合わさる時。
その時が来るまで、しっかり準備して待つ。
そんな心構えで目の前のことにコツコツ取り組んでいくことで、次第に運が開けてくることがある。
なかなか成果が出せずにいたり、物事が思うようにいかない時、
慌てない、焦らない、あきらめないで天の時を待つ。
天の時とは、自分の内側で思っていることと、外側で起こっていることが合わさる時。
その時が来るまで、しっかり準備して待つ。
そんな心構えで目の前のことにコツコツ取り組んでいくことで、次第に運が開けてくることがある。
自己肯定感がなかなか高まらない理由の一つは、内側の自己との結びつきが弱いことにある。
外側の情報に自分が振り回されている時、
例えば誰々さんは自分よりも○○ができるとか、
皆と同じように自分はできないとか、
○○であるべきなのにそうなれないとか・・・
例をあげればきりがないが、自分の外側に注意が取れられていて自分自身に集中することが出来なければ、自分を育てることが難しくなる。
だからと言って外界と自分を遮断してしまうのは、井の中の蛙と同じになる。
自己肯定感を育てていくためには、外側で起こっていることを冷静に見つめながら、自分の内側にも注意を向けていくことが大切になる。
物事を結論付けてしまう前に、しておきたいことが二つある。
それは自分の現在立たされている状況を客観的に観て確認すること、
もう一つは、心の奥の深いところで思っている自分の本心を知ることである。
嫌なことが積み重なれば、気持ちがヤケになる。
辛いことが続けば、そこから逃れたくなる。
でも本当にそれで自分の心は納得をするのだろうか?
友人や親に相談すれば、もうやめた方がよいと言われる。
でもなんだかしっくりこない・・・
本当の自分の気持ちは、何を望んでいるのだろうか?
どうしたいのだろうか?
感情的な思いから結論を出そうとしてもしっくりこないのなら、
心を落ち着け、いつもとは違う角度から、或いはいつもと違う環境に身を置きながら、自分の本当の気持ちを確かめたいものである。
自分の歩んできた人生のプロセスを台無しにしないためにも・・・
今までやってきたことを、今まで通りやろうとしてもうまくいかなくなることがある。
今までやってきたことに対して、情熱や気力が湧かなくなってくることがある。
それはなぜだろう?
もしかしたらそんな時は何かを手放し、何かを受け入れていく時期にさしかかっているのかもしれない。
人は時と共に年齢を重ねていく。
今まで育てられてきた人も、いつの間にか人を育てる立場になっていたり・・・
今まで守られてきた人も、いつの間にか人を守る責任ある立場になっていたり・・・
今までひたすら前を向いて突っ走ってきた人も、いつの間にか周囲と歩調を合わせることが必要な立場に立たされていたり・・・
いずれにしても『今まで取ってきた基本的態度を変える必要がありますよ~』
というお知らせが届いているのかもしれない。
○○でなければ得られない、○○でなければ生きていけないということは基本的には無いだろう。
こんな時に自分は変わりたくないと駄々をこねれば、余計辛くなるかもしれないし、だからと言って無理に変わろうとすることは、もっと辛いと感じるかもしれない。
そんな時は、一旦時間を置いて立ち止まって、今の自分に出来ること出来ないことを加味しながら、心の奥深くにいる自分とじっくり丁寧に相談していくことが大切になる。
今まで曖昧にしてきた自分の本心と、本気で向き合う覚悟が出来れば、自ずと知恵が湧いてくるようになる。
その一歩を踏み出す勇気を持ってみよう。
今年の春は何かと不安定で落ち着かないような状況が続いている。
コロナに戦争に地震、急に暑くなったかと思うと寒くなるという気候、 年度末の慌ただしさも手伝って 、人々の心も落ち着かなかったり、不安定な状態が続くかもしれない。
不安や恐怖、苦しさや焦りを心の中に抱えたまま、そこから逃れるために無理な決断をしたりすれば、その後に更なる負担を背負い込むことにもなりかねない。
このよう状況の中でいかにして平静を保ち、適切な判断をしつつ自分の人生を全うしていくには、どうしたらよいのだろう?
そこでこの春、自分自身の心の状態を整え、落ち着いて状況を判断し、人生を充実させていくヒントになればと、2つの講座を開くことにしました。
テーマの一つは心が病むことについて。
もう一つのテーマは感情の扱い方について。
今まで様々な方のカウンセリングを通して見えてきた『心を楽にするコツ』を、解りやすくお伝えしようと思っています。
どちらも肩ひじ張らずに受けられる内容なので、ご希望の方はお気軽にご連絡をいただければと思います。
※ご案内はこちら➡心理学講座・「ほっ」とTime (ho-ttime.com)
自分の子供や、年老いた親、妻・夫に対してついつい感情的になって怒りをぶつけてしまう・・・
そんな自分が時々嫌になったりしながらも、感情的に怒ることをなぜかやめられない・・・
怒らないようにしよう、感情的にならないようにしようとその時は思うものの、また以前と似たような場面に遭遇すれば、同じような反応を繰り返してしまう。
このようなことを体験している人は、多いかもしれない。
こんな時に、今度は怒らないようにしようと思うことよりも、怒りの裏側にある本当の気持ちを次こそ相手に伝えようと思うことの方が大切である。
例えば何度伝えても、同じことを繰り返す身内に対して怒るのは、自分の伝えていることをなかなか理解してもらえない、或いは共有してもらえないという寂しさが心の中に存在しているから。
まるで自分という存在が、誰からも理解されずないがしろにされているように感じているのかもしれない。
しかし心の中にあるその寂しさは、相手にどれだけ伝わっているのだろうか?
むしろ相手に伝わっているのは、眉間にしわを寄せ荒れ狂う恐ろしさだけしか伝わっていないかもしれない。
こうして怒りをあらわにするたびに相手との溝を深くしてしまうのであれば、
本心で思っていることをきちんと相手に伝えることを心掛けるのも、悪く無いのではないだろうか。
感情的になって決めたことや行ったことは、破壊的結末を迎えることが多い。
人を許せない感情から起こした行動や決断は、その相手を攻撃し傷つけてしまうことがある。
それが更に過熱すれば、互いを殺し合うような結末が待っていたりする。
どうせ自分なんてとあきらめの感情の中で決断したことは、未来の後悔を呼び寄せてしまうことがある。
あの時ああしておけば・・・と、
過去を悔やんでも悔やみきれない思いが心に残ってしまったり・・・
本来感情は感じることによって人生を豊かにする為のものであって、扱い方を間違って飲み込まれてしまえば、核燃料のように生物の営みを破壊し兼ねないものとなってしまう。
ゆえに感情の扱い方には慎重さや注意が必要なのである。