普段人と何気ないコミュニケーションを行う時、

あなたはどんなコミュニケーションをしているでしょうか？

愚痴を言ったり、人のことを悪く言ったり、自分の心の中に溜まった不満を、吐き出すことが主になっていないでしょうか？

このような会話をしている時に話している方は、一時的には気持ちがスッキリするかもしれませんが、聴いている方は、嫌な気分になることが多いものです。

また話した方も、後でなんとなく後味の悪い気分になることがあるかもしれません。

人の思いというものは、直接伝えている言葉以外にも、眼には見えないエネルギーとして知らず知らずのうちに相手に伝わっていくところがあります。

話していてお互いが嫌な気分になるようなら、それは互いの生命力を奪うようなコミュニケーションになっている可能性があります。

では逆に互いの生命力を活性化するコミュニケーションとは、どんなものなのでしょう？

それは心と心が愛の部分で通じ合えるコミュニケーションになります。

例えば

今までに誰かと話をしていて、何となく気持ちが楽になったり、癒されたり、元気になっていくのを感じたことは無いでしょうか？

その感覚は、心が愛の部分で通じ合えた時のサインでもあります。

例えば、Aさんが辛い気持ちを抱えていて、そんな自分の気持ちを人に話すことをためらっていたとします。

Bさんは、そんなAさんの姿や表情を見て、「今日何かあったの？」と察して尋ねてみたとします。

Aさんは思わず「実は〇〇なことがあってね」と話出し、

Bさんはその話を「なんかその気持ち解るな～」などと共感的に聞いたとします。

するとAさんはBさんに解ってもらえた安心感から、辛い気持ちが少しずつ晴れていき、最後はスッキリ笑顔になる・・・

これは聴いている方も、相手に貢献できたことへの満足感からエネルギーが活性化していくようになります。

こうしたコミュニケーションは、互いの生命力を活性化させるものと言えるでしょう。

誰もが同じ一日という時間を過ごす中で、互いを活性化するコミュニケーションを重ねている場合と、

そうでない場合とでは、

年数を重ねた後の心の状態に大きな差が出てしまうのは、無理もないことかもしれません。

心の豊かさというものは、普段行う人とのコミュニケーションの質によっても、もたらされるものと言えるからなのです。

#高崎カウンセリング
#群馬カウンセリング
#コミュニケーション
#コミュニケーションの大切さ
#コミュニケーションの質