人を頼りにせず、自分で何でもしようとする人の心の中には、
自立という名の孤立がどこかに潜んでいるのかもしれない。
逆に人を頼りにばかりしている人の心の中には、
依存という名の自己喪失がどこかに潜んでいるのかもしれない。
何れにしても、心のどこかに人に対する『不信』の思いが見え隠れするのは否めない。
自立は他者への不信、依存は自己への不信。
人生のどこかの地点で、
『人(他人)は信じない方が良い』
『自分を頼りにできない (頼りにしない方が良い) 』
という冷めた考えを獲得したのかもしれない。
最初から自分も人(他人)も信じていなければ、
何かあったとしても、そんなに傷つくことは無いのだからと・・・