自分の外側のことにばかり目を向け、内側に目を向けずにいると、自分自身のコントロールを失う事態に陥ることがある。
例えば自分の外側からくる様々な情報や刺激や快楽、仕事の忙しさなどにばかり気を囚われ、自分の内側の思いや感情に目を向けずにいることで、いつしか苦しみ哀しみの涙や、怒号の怒り、死にたくなるほどの寂しさ落ち込みが止まらなくなることがある。
これは例えば普段仕事ばかりに夢中になり、家の中は散らかり放題・ゴミ屋敷になっている状態に酷似している。
自分の内側は決して目には見えないけれど、様々な思いや感情がゴチャゴチャになって奥底で渦巻いていたりすることがある。それらを放置し続ければ、いつかその渦に飲み込まれてしまうのも無理はない。
生活はそんなに困るほどではないが、何か苦しさ辛さのようなものを感じることが増えてきた・・・
時々何らかの拍子に叫びたくなることがある・・・
ふとした時に不安な気持ちに飲み込まれそうになる・・・
などの症状が現れるようなら、自分の内側からSOS信号が発信されているのかもしれない。
「もう大変なことになっているのだから、こっちにも目を向けて~ 」と。
そんな時は自分の内側に目を向けることを恐れず、内側への取り組みを始めていきたいところである。