栄華の後の没落は身に応えるものがある。
過去が栄えていた人ほど、それが没落した時に立ち直るのが難しくなることがある。
あれだけ盛っていたのに・・・
いったいあの時は何だったのか?
どうしてこんなことになってしまったのか?
何度も何度も思い返しては過去が忘れられず、気持ちを切り替えなければと思いつつも現状のはかなさにより一層気持ちを落ち込ませてしまう。
コロナ禍と言われる昨今、このような気持ちを体験している人は多いかもしれない。
もしどうしても気持ちを切り替えることが難しい時は、その気持ちを誰かと分かち合ってみるのも悪くない。
苦しい時、辛い時、虚しくて仕方ない時、それを言葉にして人に言えることは、一人で重荷を抱え込まないことになり、精神的回復への第一歩につながることが多いからである。