前世があろうがなかろうが、来世があろうがなかろうが、
この肉体を持った自分で生きるのは、どのみちこの一回だけ。
そう考えたらどんな自分であろうが、死の瞬間を迎えるまでこの自分と共に生きていくことになるのだから、そんな自分を認め愛する覚悟を持つことである。
私たちはどうあがいても自分でない自分を生きることはできない。
未熟な自分がいたら、それを認め育てていけば良い。
至らぬ自分がいたら、それを認め磨いていけば良い。
人に迷惑をかけてしまう自分がいたら、それを認め改めていけば良い。
どんな自分がいようとも自分を嫌う必要など一つもなく、 様々な自分と一つ一つの向き合い、認め愛していくことによって人生が報われていく。
もし自分を認めることも、愛し育てることも難しいと感じるなら、それを誰かに手伝ってもらうことを自分に許可することである。