苦しみの中に没入していると、どうして自分が苦しいのか解らなくなることがある。
苦しみの中に没入していると、自分が苦しいのかさえ解らなくなることがある。
苦しみの中に没入していると、もうこの苦しからは逃れられないように思うことがある。
そんな時は、少しでも苦しいと感じることをやめて、強制的に別のことをしてみるほうがよい。
何時も会っている人ではない別の人と会って話をしてみるのもよい。
いつも行くところではないところへ足を向けてみるのもよい。
自分が没入しているところから一旦離れて、その離れたところ(環境)にしばらく身を置くことが、こんな時には有効である。
苦しんでいるいつもの環境と、距離を離すことができれば、自分がなにゆえ苦しんでいるのかを客観的に観ることが可能になる。
その現状を客観的に観られるようになれば、 自ずと適切な解決法が見えてきたりするものである。