人から見捨てられるならまだしも、自分自身から見捨てられてしまったら人生が終わってしまいかねない。
私たちは生きているうちにいったい何人の自分を見捨てているのだろう?
人に気を使えない自分は・・・×
人の輪を乱してしまう自分は・・・×
人に迷惑をかけてしまう自分は・・・×
人から愛されない自分は・・・×
等とそんな自分はまるでいないほうがいいと切り捨てていくかのように・・・
様々なことがうまくできない未熟な自分を、育てていくことなく見捨ててしまえば、成長することなく劣等感の塊になり、卑屈になってうまくできる人をただ羨んだり、憎んだりするようになったりする。
未熟な自分は、それ自体が悪なのではなく、人との信頼し合える関係性の中で癒し育てていくことが可能な『手助け求めている自分の一部』なのである。
2024.09.09