【ペットのように育てられた子どもたちの精神的ダメージについて

query_builder 2025/02/19
心理学講座・カウンセリング講座
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近頃、自信が持てない、周りの目が気になる、人間関係がうまくいかない・・・

このような悩みを抱える方が多くなっているように感じます。

なぜこのような悩みが増えているのでしょうか?

その要因は様々ありますが、

今回は「親の無関心がもたらす精神的ダメージ・・・ペットのように育てられ子供たち」というテーマで書こうと思います。

未熟で自己中心的な親に育てられた子供は、

犬や猫などのペットと

それほど変わらない育てられ方をされることがあります。

ペットの多くは飼い主の都合で育てられます。

食べるエサは与えられるものの、

鎖につながれ、或いは檻や部屋の中に閉じ込められ、

ペットが自由に振舞うことや自立することは、

あまり尊重してもらえません。

これを人間に置き換えると、

親は衣食住に関することは与えるけれど、

子供の気持ちを尊重したり

関心を払うことをあまりせず

自分の都合を優先して子供を育てる

といったことなどです。

この場合、

子どもの気持ちや意志は尊重されず、

その子が一人の人間として

その子らしく生きる権限が与えられないまま育つと言っても過言ではありません。

このような親に育てられた子供は、

自分の気持ちをじっくり聴いてもらえることがあまり無いので、

自分が今どういう気持ちでいるのかに

安心して注意を向けることが出来ません。

その結果

常に親の都合や気持ちを考えることを

優先して生きるようになっていくか、

親を無視して好き放題わがままをして

生きていくようになるかもしれません。

何れにしても

自分の気持ちを正直に人に伝えたり、

自分を尊重して生きることが

難しくなってしまいます。

また他者との人間関係においても

軋轢を生むことが多くなったり、

必要以上に気を遣い過ぎて疲れてしまったり、

人との関わりに多大な心のエネルギーを

消耗することが多くなってしまいます。

もしこのようなことが続けば、

人と関わることそのものが辛くなり、

心が行き場を失い、

自分が本当は何をしたいのかも解らなくなって

最終的には

もう死んでしまいたくなるような気持ちが

何度も何度も湧いてくるようになるかもしれません。

もしこのような状況に陥ってしまっていたら、

まずは自分自身を取り戻すことを

最優先にすることが大切になります。

しかし人間一人では、

子供の頃に身に着けてしまった心の習慣を

そうそう手放していくことは、至難の業と言えます。

子供の頃に身につけた自分を苦しめている心の習慣を手放し、

素直な気持ちを人に伝えられるようになるためには、

このような仕組みを深く理解している人や、心温かく深い思いやりを持った人からの援助を受けられるとよいのです。

人との間で自分が尊重される体験をすることによって、

このような問題を改善していける近道になり得るからです。

また人との対話の中で、

こうした心の習慣が解放されていければ、

その後は、

その他の人とも、

同じようにコミュニケーションを図れるようになっていけます。

人生を、

自分自身を、

諦めてしまう前に、

新たな体験への一歩を踏み出してみるのも悪くないかもしれません。

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